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2022年12月15日木曜日

エンドセリン遮断系薬剤が急性腎障害(AKI)からCKD・心血管疾患への進展予防の可能性

 マウスでの研究では、科学者は狭心症と高血圧の治療に通常使用される薬が急性腎障害(AKI)によって引き起こされる腎臓と心血管系への長期的な損傷の多くを防ぐことを発見

エジンバラ大学のチームは、AKIの患者がエンドセリン(炎症を活性化して血管を収縮させるタンパク質)の血中濃度の増加を発見。エンドセリンレベルは、腎機能が回復した後もずっと高いままであった。AKIマウスでエンドセリンの同じ増加を発見した後、専門家はエンドセリン系をブロックする薬で動物を治療しました。通常、狭心症や高血圧の治療に使用される薬は、エンドセリンの産生を停止したり、細胞内のエンドセリン受容体を遮断したりすることによって機能する。マウスをAKI後4週間にわたってモニターした。エンドセリン遮断薬で治療された人は、血圧が低く、炎症が少なく、腎臓の瘢痕化が少なかった。血管はより弛緩し、腎機能も未治療のマウスと比較して改善された。



Endothelin blockade prevents the long-term cardiovascular and renal sequelae of acute kidney injury in mice

SCIENCE TRANSLATIONAL MEDICINE 14 Dec 2022 Vol 14, Issue 675

DOI: 10.1126/scitranslmed.abf5074

https://www.science.org/doi/10.1126/scitranslmed.abf5074


急性腎不全(AKI)は一般的な疾患であり、心血管疾患や慢性腎臓病のリスクを増大させる。原因となる分子・生理的経路は十分に解明されていません。長期的な転帰を改善する治療法はない。エンドセリン系の活性化は、心血管疾患や腎臓病の進行を促進する。AKIから慢性疾患への移行において、これが原因的な役割を果たすと仮定した。血漿中のエンドセリン-1は3倍、尿中のエンドセリン-1は2倍、腎臓のプレプロエンドセリン-1、エンドセリン-A、エンドセリン-B受容体メッセージはAKI患者で発現が増加した。因果関係を明らかにするために、マウスに長期虚血を行いAKIを誘発し、4週間の追跡調査を行った。虚血傷害は、高血圧、内皮依存性および内皮非依存性の大血管および微小血管の機能障害をもたらし、循環炎症性Ly6Chigh単球の増加をもたらした。腎臓では、線維化、微小血管の希薄化、および炎症が観察された。エンドセリンA拮抗薬(デュアルエンドセリンA/B拮抗薬ではなく)の投与は、血圧を正常化し、大血管および微小血管の機能を改善し、AKIからCKDへの移行を阻止した。エンドセリンA阻害剤は、循環血中および腎臓の炎症性Ly6Chigh単球とB細胞を減少させ、腎臓への抗炎症性Ly6Clow単球の動員を促進することがわかった。血圧を下げるだけでは効果はなかったが、エンドセリン系の遮断と同時に血圧を下げることは、マウスのAKIの長期的後遺症を軽減する上で、エンドセリンA拮抗薬と同等の効果があった。AKI患者におけるエンドセリン系のアップレギュレーションを示唆し、エンドセリン系を遮断する既存の薬剤、特に血管支持作用と抗炎症作用を組み合わせた薬剤が、AKIから慢性腎臓病および心血管疾患への移行を予防できることをマウスで示している。


www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。




e.g. エンドセリン受容体拮抗薬

https://medley.life/medicines/article/56404df75595b37e107965fe/drugs/

2019年9月17日火曜日

マラソンでは水分と塩分を適切にとらないと急性腎不全になる危険がある・・・というが・・・

マラソンでは水分と塩分を適切にとらないと急性腎不全になる危険がある
https://gigazine.net/news/20190915-marathoners-fluid-salt/




The Role of Volume Regulation and Thermoregulation in AKI during Marathon Running
Sherry G. Mansour, et al.
CJASN September 2019, 14 (9) 1297-1305; 
DOI: https://doi.org/10.2215/CJN.01400219


背景と目的 マラソンランナーは、ネフロンの障害を示唆する尿沈渣・腎障害バイオマーカーを伴う一過性AKI発症する
デザイン・セッティング・被験者&測定 病因検討のため、volume(体液量)とthermo(体温)-調整反応をランナーのAKIの推定メカニズムとして、前向きコホート検討(2017 Hartfordマラソン大会 http://www.marathonguide.com/races/racedetails.cfm?MIDD=59191012 ;秋に開催されるようだ)で、バイタル、血中尿中サンプルを23名のランナーで、マラソン1日前、直後、1日後採取。各々copeptin測定、核体温、汗名取り得mう、水分量をレース中評価
プライマリアウトカムは、AKI(KINクライテリア https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/103/5/103_1061/_pdf

結果 ランナーは22−63歳;男性 43%
ランあーはのナトリウム総質量(中央値:レンジ) 2.34(0.50-7.21) g、同様 汗による水分喪失 2.47 (0.35-6.82) L

摂取考慮後でのレース後ネットのナトリウム、水分量バランスは負であった。

ランナーの大部分の核体温は ベースラインからレースまで 38.4(35.8-41)℃
55%はAKI発症、急性尿細管障害の尿中顕微鏡所見陽性 74%

ランニング経験多いほど、マラソンの参加歴多いほど、少ないヒトに比べCr増加あり

汗のナトリウム喪失は、AKIランナーで非AKIランナーに比べ多い (中央値 3.41 [中間4分位(IQR), 1.7–4.8] versus median, 1.4 [IQR, 0.97–2.8] g; P=0.06)

水分喪失でも同様  (中央値, 3.89 [IQR, 1.49–5.09] versus median, 1.66 [IQR, 0.72–2.84] L; P=0.03)

Copeptin は有意にAKIランナーに多い vs 非AKIランナー (中央値, 79.9[IQR, 25.2–104.4] versus median, 11.3 [IQR, 6.6–43.7]; P=0.02,).

推定体温は有意差なし





結論:全ランナーは、copeptin、体温増加し、汗によるナトリウム・水分喪失増加する
発汗によるナトリウムや水分喪失は、血中copeptin濃度と共にランナーのAKIと相関する




筋肉破壊によるCr増加や炎症性反応増加があると思うが、腎障害とだけ決めつけて良いのだろうか?
"intense exercise can increase creatinine by increasing muscle breakdown"

False Estimates of Elevated Creatinine
Perm J. 2012 Spring; 16(2): 51–52.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3383162/




マラソン後5日目に検診をしてAST増加あったオレは、マラソンによる肝障害ということになるが・・・

noteへ実験的移行

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