2018年1月18日木曜日

ketogenic diet (not low carb. diet)

関連:
Alternate-day fasting (ADF) :隔日飢餓法は通常のダイエットと減量効果差みとめず
http://kaigyoi.blogspot.jp/2017/05/alternate-day-fasting-adf.html


疑似断食:diet that mimics fasting (FMD)にて若返り、健康寿命促進?
http://kaigyoi.blogspot.jp/2015/06/diet-that-mimics-fasting-fmd.html






低炭水化物ダイエット(low-carb. diet)ではなく、ketogenic dietと呼称し、減量と2型糖尿病への影響を記載した、今夏 full-time take upされる、25名の厳格コントロール食事研究のperspective記事

Interest in the Ketogenic Diet Grows for Weight Loss and Type 2 Diabetes
Jennifer Abbasi
Article Information
JAMA. 2018;319(3):215-217. doi:10.1001/jama.2017.20639


生理学的adaptationが明らかになる?

食欲抑制作用は未知の部分だが、脂肪や蛋白の“充足感”、食欲調整ホルモンへの影響、ケトン体の飢餓抑制直接作用、他の要素が考えられる。ケトン産生性食品は他の食事への影響を与えないのかもしれない。低脂肪食では代謝が400 kcal/dこすほど緩徐化するが、極低カロリー食へ代謝速度減少有意差無し。カロリーの質が、カロリー燃焼の量へ影響を与えている可能性あり(JAMA. 2012;307(24):2627-2634. doi:10.1001/jama.2012.6607


米国民では炭水化物の比率は約55%、日本ではそれ以上と想定される。
オリジナルである Atkins dietでは蛋白を強調し、脂肪を制限した。しかし、蛋白は結局グルコースへ転換され、ケトーシスになりにくい。ケトン産生生食では、蛋白制限主体がwell-formulatedとされる。
ケトン産生食は空腹感少ない (obesity review Volume 16, Issue 1 Pages 64–76 2014)
34名肥満60-75歳男女、8週間ランダム化トライアルで、ケトン産生食で体脂肪の9.7% vs 低脂肪食ではわずか2.1%減少、3倍もの内臓脂肪減少効果を示した ( FASEB J. Published Online:1 Apr 2017Abstract Number:lb320 )。

ケトン産生食は減量だけでなく、インスリン感受性、2型糖尿病改善への役割も (Ann. Int. Med. 2005; 142(5); 403-411Nutrition & Metabolism 2005 2:34)


TG、HDL、腹囲、血圧への好影響 ( Arch Intern Med. 2010;170(2):136-145. )の可能性


安全性の問題:高北緯の住民では歴史的にも炭水化物食比率低く、それでも問題になってなかったし、抗痙攣治療としてのケトン食でも問題になってない(J Acad Nutr Diet. 2017 Aug;117(8):1279-1292. )。一般的には安全と言って良いと、Heymfield。

"keto flu"の症状、lightheadedness、dizziness、疲労感、運動困難、睡眠不良、便秘が数日から数週間集積的に生じるのが最も多い副作用。






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