2015年10月21日水曜日

アメリカがん協会の乳がん検診ガイドライン

2015年アップデート

米国連邦タスクフォースでは、40歳までとした従来からの検診推奨開始時期を50歳としたが、これと異なる推奨となっている



Breast Cancer Screening for Women at Average Risk
2015 Guideline Update From the American Cancer Society
Kevin C. Oeffinger,  et. al.
JAMA. 2015;314(15):1599-1614. doi:10.1001/jama.2015.12783.


ACS(American Cancer Society)は、乳がん平均リスク女性では、45歳時点で定期検診マンモグラフィーを受けるべき  (strong recommendation)


45−54歳女性は年毎検診受けるべき  (qualified recommendation)


55歳以上では、2年毎検診に移行、もしくは、年次検診継続機会を有すべき  (qualified recommendation)


女性は、40−44歳では、年次検診機会を設けるべき (qualified recommendation).


女性は、包括的健康状況良好で、余命10年以上とされる場合のみマンモグラフィー継続すべき  (qualified recommendation)


ACSは、平均リスク女性での乳がん検診のための clinical breast examination(CBE:視触診による乳がん検診)はいずれの世代でも推奨しない  (qualified recommendation)

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