糖尿病と食事由来金属元素
https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/56/12/56_919/_pdf
・・・鉄、クロム、マグネシウム、亜鉛、銅にのみ言及
よりレアな金属についての検討
Metals in Urine and Diabetes in United States Adults
Andy Menke, et. al.
Diabetes, Published online before print November 5, 2015,
doi: 10.2337/db15-0316
1999−2010 National Health and Nutrition Examination Survey横断研究データ
スポット尿で金属測定、糖尿病状況を、事前診断、A1c6.5%以上で判断
多変量補正後最大4分位/最小4分位オッズ比(95%信頼区間)
バリウム 0.86 (0.66-1.12) (p-trend=0.13)
カドミウム 0.74 (0.51-1.09) (p-trend=0.35)
コバルト 1.21 (0.85-1.72) (p-trend=0.59)
セシウム 1.31 (0.90-1.91) (p-trend=0.29)
モリブデン 1.76 (1.24-2.50) (p-trend=0.01)
鉛 0.79 (0.56-1.13) (p-trend=0.10)
アンチモニー 1.72 (1.27-2.33) (p-trend< 0.001)
タリウム 0.76 (0.51-1.13) (p-trend=0.13)
タングステン 2.18 (1.51-3.15) (p-trend< 0.001)
ウラニウム 1.46 (1.09-1.96) (p-trend=0.02)
補正後HOMA-Rと関連する最大4分位増加は
・バリウム
・モリブデン
・アンチモニー
米国内では比較的低レベルであっても、モリブデン、アンチモニー、タングステン、ウラニウムは、 糖尿病と相関。
前向き研究が必要
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