2012年7月25日水曜日

抗結核治療:A-824/moxiflocacin/PZA 迅速に抗結核効果をもたらす

この新しい薬剤組み合わせ治療は臨床的に期待できるようだ


Early bactericidal activity (EBA)は抗結核薬剤臨床研究の第一歩。ebaは、治療期間中の喀痰結核菌負荷量の変動を定量化したもので、結核菌リキッド培養中の time to positivity (TTP)は、アガール・プレートのCFU数から引き出すもの
 

以下の組み合わせで、感受性・多剤耐性結核治療にもっとも有効性と判断
・ A-824  200 mg / day
・ moxifloxacin : アベロックス 200 mg a day
・ pyrazinamide :ピラジナミド 25 mg/kg (range 20—30 mg/kg) / day

 14-day bactericidal activity of PA-824, bedaquiline, pyrazinamide, and moxifloxacin combinations: a randomised trial
The Lancet, Early Online Publication, 23 July 2012


14日間EBA( early bactericidal activity) はstandard treatment (ten; 0.140 [0.094])に比べ
PA-824-moxifloxacin-pyrazinamide  (n=13; 0.233 [SD 0.128])
bedaquiline (14; 0.061 [0.068])
bedaquiline-pyrazinamide (15; 0.131 [0.102])
bedaquiline-PA-824 (14; 0.114 [0.050])
以上は有意に高率

bilinearにlog10CFU低下

PA-824-pyrazinamide (14; 0.154 [0.040])は高率でない

耐用性良好、安全性アピール


PA-824-moxifloxacin-pyrazinamide は、事前設定QTc延長のため1例中断。






新しい抗結核薬として世界的に注目を浴びている最も有望な新薬は、現在臨床治験phaseⅠの開発段階にあるnitroimidazopyran(代表化合物PA-824)である。PA-824 は脂質の生合成阻害とタンパク質の合成阻害という2種類の作用機序を有する新しい系統化合物で、分裂増殖期・発育休止期の結核菌に対してともに滅菌的な活性を示し、多剤耐性結核菌に対しても有効性を示す。
http://www.jata.or.jp/rit/rj/project7.pdf


アベロックス(Moxifloxacin)

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