2012年7月25日水曜日

アルツハイマー病への免疫グロブリン療法 pII 効果ありそうだが・・・

いくら効果があると言っても、現実的じゃないと解説にもかかれている、免疫グロブリン療法


Relkin N, et al "Three-year follow-up on the IVIG for Alzheimer's phase II study" AAIC 2012; Abstract P3-381

MedPage:http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AAIC/33780



小規模研究:アルツハイマー病に対し、IVIG3年間治療で、認知機能改善

4名ずつ、2週毎 0.4g/kg、 2週毎 0.2g/kg、 4週毎 0.4g/kg、 4週毎 0.8g/kgそれぞれ割り付け
ADAS-Cog 、 CGIC 、 他の認知機能評価検査
open-labelで追加し、 second 18-ヶ月 延長期間を設けた

IVIG群16名で有意に予防効果を認め、それぞれのADAS-Cog 、 CGICスコアで改善あり、しかし比較的軽度

 0.4 g/kg 2週毎で、3年間 ADAS-Cog、 CGICスコアはベースラインと同等。対照では3-6ヶ月で臨床的に明らかな変化が見られたのと対照的。


390例の pIII研究予定

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