血清型B株髄膜炎菌(Neisseria meningitidis serogroup B)は侵襲性髄膜炎菌感染の主な原因となるものだが、予防ワクチンとしえは認可されてない。
2価factor H-binding protein vaccine (recombinant lipoprotein 2086) の開発されており、この免疫反応の検討。
human complement (hSBA)を用いての、8つの血清型B株髄膜炎菌へのserum bactericidal assayでRecombinant lipoprotein 2086 vaccineの有効性が確認された。
Safety, immunogenicity, and tolerability of meningococcal serogroup B bivalent recombinant lipoprotein 2086 vaccine in healthy adolescents: a randomised, single-blind, placebo-controlled, phase 2 trial
The Lancet Infectious Diseases, Volume 12, Issue 8, Pages 597 - 607, August 2012
現在ではA,C単独もしくはその二群及びA, C, Y, W-135の四群混合の精製莢膜多糖体ワクチンが使用されている。しかし、2歳以下の幼児には効果が薄く、さらに大人に対しても効果はあるが、その効果は数年でなくなるとされている。最近ではC群髄膜炎菌の莢膜多糖体を不活化ジフテリアトキシンに結合させた混合ワクチンが開発され、英国では2000年から導入され始めており、その動向が注目されている。
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k01_g3/k01_43/k01_43.html
髄膜炎起炎菌をみると確かに日本では髄膜炎菌の比率低い。
(国家試験問題の定番だったな・・・と、過去を想い出す)
http://www.jsnt.gr.jp/guideline/img/saikinzuimaku.pdf
0 件のコメント:
コメントを投稿