2012年9月5日水曜日

糖尿病有ってもクロピドグレル有効:心筋梗塞後臨床的アウトカム比較


薬剤動態研究によると、糖尿病患者では、クロピドグレル(プラビックス)治療後も高度血小板再活性化示す。糖尿病無しの患者と同様の効果を来すか検討。


結論としては、糖尿病なしの患者と同様に、新規梗塞後のクロピドグレル治療治療は、全原因死亡・心血管死亡リスクを全体としてみれば、減少効果あり。


Association of Clopidogrel Treatment With Risk of Mortality and Cardiovascular Events Following Myocardial Infarction in Patients With and Without Diabetes  
Charlotte Andersson, et. al.
JAMA. 2012;308(9):882 doi:10.1001/2012.jama.10779
デンマークの行政登録データ(2002-2009)個人レベルの関連性検討

心筋梗塞再発・全原因死亡率の組み合わせ

登録58851名、糖尿病 7247名(12%)、クロピドグレル 35380名(60%)

糖尿病有り 1790名(25%)、糖尿病無し 7832(15%)をエンドポイント合致
これらのうち死亡は、1225(17%)、5377(10%)総数では、心血管原因死亡糖尿病有りでは978名(80%)、糖尿病無しでは4100名(76%)

クロピドグレル治療糖尿病患者は、治療無し比較で、非補正死亡率(100人年あたりイベント)  13.4 (95% CI, 12.8-14.0) vs 29.3 (95% CI, 28.3-30.4)

糖尿病無しでの、クロピドグレル治療は、無治療比較で、 6.4 (95% CI, 6.3-6.6) vs 21.3 (95% CI, 21.0-21.7)

しかし、糖尿病vs無糖尿病患者では、クロピドグレルの全原因死亡率での有効性減弱と関連 (HR, 0.89 [95% CI, 0.79-1.00] vs 0.75 [95% CI, 0.70-0.80]; P for interaction, .001) 、同様に心血管死亡率減少有効性減弱(HR, 0.93 [95% CI, 0.81-1.06] vs 0.77 [95% CI, 0.72-0.83]; P for interaction, .01)
しかし、合成エンドポイントでみると、有効性減弱は見られない  (HR, 1.00 [95% CI, 0.91-1.10] vs 0.91 [95% CI, 0.87-0.96]; P for interaction, .08)

Propensity score−matched modelでも同様結果


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