2013年1月28日月曜日

加齢による記憶力低下:電気刺激による徐波睡眠改善で直せる?

電気刺激による、徐波睡眠の質の改善で、加齢による記憶力低下を、改善させるかもしれない・・・

加齢による記憶力低下に関する研究において、脳の経年的構造変化は、睡眠の質に関係して生じること、長期記憶蓄積鈍化に関わることを見いだした

前頭前皮質の容積は、年齢とともに減少し、睡眠の質維持に役割を果たし、新規記憶の固着のために必須の部分と以前の研究で判明していた。
Berkeleyのカリフォルニア大学の今回の研究で、睡眠関連記憶障害と脳の構造異常との関連が明らかとなった。

加齢による記憶力減衰は一方向で、睡眠の改善、特に、正常睡眠の1/4にあたる徐波睡眠期に関係する。この方向は非可逆性だが、高齢者の深い睡眠を改善する電気刺激実験、前頭前皮質部への電極を装着し、刺激することで、高品質徐波に似せることができる。
結果、記憶機能改善を一部示した。

Cued memory reactivation during sleep influences skill learning
James W Antony,    et. al.
Nature Neuroscience 15, 1114–1116 (2012) doi:10.1038/nn.3152

0 件のコメント:

コメントを投稿

「医療システム学習」とは何か?

  「医療システム学習」は 医療AIをどう変えるのか NeuroVFMが示した、日常診療データから汎用モデルを育てる新しい発想 この記事の要点 医療システム学習(health system learning)とは、研究用に厳選したデータセットではなく、医療機関の日常診療で自然に蓄...