アメリカ癌学会ガイドラインでこのことが推奨された
Wender R, et al "American Cancer Society lung cancer screening guidelines" CA Cancer J Clin 2013; DOI: 10.3322/caac.21171.
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.3322/caac.21172/full
pdf:http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.3322/caac.21172/full
それにしても、リスク層別化することなど考えない日本の検診業者・行政どうにかしないと・・・
結果的には偽陽性結果で膨大な保険医療費の消費が 行われてる。
厚労省の検診関連部会や、被害者であるはうの中医協内部にも、“検診=医療費節約”と勘違い、もしくはわざとミスリードさせてるあほどもがいるありさまだから、どうにもならないのかもしれないが。
歴史的には、
・ I-ELCAPトライアル(2006、NEJM)で、リスク状態対象で、80%ほどの死亡率低下報告
対照がないと言う批判がなされ、死亡率減少の根拠乏しいとされた。
続報となるMemorial Sloan-Kettering Cancer Center (2007、JAMA)の報告で、スパイラルCTで肺がん診断3倍、手術例10倍となる報告
しかし、これは死亡率やより進行した肺がん減少を伴うものではなく、対照が含まれてないエビデンスとして低レベルの研究。
NLSTでやっと、対照群のしっかりしたまともな報告がなされたというだけ・・・
財政赤字だらけなのに、非喫煙者、超高齢者・若年者関係なく、CT検診を勧め、擬陽性例を膨大に生み出し、医療費支出増大させている・・・とんでもない県が存在する。・・・私の住んでる県だが・・・
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