2013年1月12日土曜日

米国がん学会ガイドライン:低放射線量CT肺がん検診の適応 ・・・ 55-74歳まで、30パック年&禁煙歴<15年間

NLST( National Lung Screening Trial )によれば、低放射線量CT肺がん検診は、“55-74歳までの、30 pack-year喫煙者で、禁煙歴15年未満”がよい適応対象





アメリカ癌学会ガイドラインでこのことが推奨された

Wender R, et al "American Cancer Society lung cancer screening guidelines" CA Cancer J Clin 2013; DOI: 10.3322/caac.21171.
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.3322/caac.21172/full
pdf:http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.3322/caac.21172/full



それにしても、リスク層別化することなど考えない日本の検診業者・行政どうにかしないと・・・

結果的には偽陽性結果で膨大な保険医療費の消費が 行われてる。

厚労省の検診関連部会や、被害者であるはうの中医協内部にも、“検診=医療費節約”と勘違い、もしくはわざとミスリードさせてるあほどもがいるありさまだから、どうにもならないのかもしれないが。



歴史的には、
・ I-ELCAPトライアル(2006、NEJM)で、リスク状態対象で、80%ほどの死亡率低下報告
対照がないと言う批判がなされ、死亡率減少の根拠乏しいとされた。

続報となるMemorial Sloan-Kettering Cancer Center (2007、JAMA)の報告で、スパイラルCTで肺がん診断3倍、手術例10倍となる報告

しかし、これは死亡率やより進行した肺がん減少を伴うものではなく、対照が含まれてないエビデンスとして低レベルの研究。

NLSTでやっと、対照群のしっかりしたまともな報告がなされたというだけ・・・ 




財政赤字だらけなのに、非喫煙者、超高齢者・若年者関係なく、CT検診を勧め、擬陽性例を膨大に生み出し、医療費支出増大させている・・・とんでもない県が存在する。・・・私の住んでる県だが・・・

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