2013年1月12日土曜日

健康有害飲酒・・・簡単なカウンセリングやアドバイス位じゃ効果無し

Effectiveness of screening and brief alcohol intervention in primary care (SIPS trial): pragmatic cluster randomised controlled trial
BMJ 2013; 346 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.e8501 (Published 9 January 2013)
5分間の構成された簡易助言と、20分の簡易なライフスタイルカウンセリング

プライマリアウトカムは、6ヶ月後の有害飲酒自己報告(AUDIT: alcohol use disorders identification test測定)
AUDIT<8は、非有害性もしくは非ハザード飲酒を意味する

セカンダリアウトカムは12ヶ月時点のAUDIT陰性、アルコール関連問題の出現(アルコール問題アンケート)、医療使用(EQ-5D)、サービス利用、測定項目による飲酒行動患者動機づけ評価

6ヶ月後フォローアップ 83%(n=644)、12ヶ月後 79%(n=612)
両時点でのITT解析で、負のAUDIT点に関し両群差を認めず

リーフレット情報提示群に比べた負のAUDIT点オッズ比は
簡易アドバイス  0.85 (95% 信頼区間  0.52 ~ 1.39)
簡易ライフスタイルカウンセリング  (0.48 ~ 1.25)

per protocol解析でもこの所見同様



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