2013年3月9日土曜日

視力障害に関わるうつへの影響は、客観的視力障害にあらず、本人の視覚障害自覚に依存

うつスケール(9項目・Patient Health Questionnaire)によるうつ指標と、アンケート視力機能評価、実際の視力検査との関連性

視力障害に関わるうつへの影響は、客観的視力障害にあらず、本人の視覚障害自覚に依存

Association Between Depression and Functional Vision Loss in Persons 20 Years of Age or Older in the United States, NHANES 2005-2008
Xinzhi Zhang, et. al.
JAMA Ophthalmol. 2013;():1-9. doi:10.1001/jamaophthalmol.2013.2597. Published online March 7, 2013
 2005-2008年、9項目PHQ(10点以上)のうつの粗発生頻度は11.3%
視力障害自己報告有る場合 11.3% (95% CI, 9.7%-13.2%) 、 無い場合 4.8 (95% CI, 4.0%-5.7%)   

測定視力障害例(良視力眼球側 20/40より悪化)では、10.7%(95% CI, 8,0%-14.3%) 、正常では6.8%(95%CI, 5.8%-7.8%)

年齢、性別、人種/民族、結婚状態、独居/非独居、教育、収入、雇用状況、保険状況、BMI、喫煙、飲酒、一般的健康状況、視力への苦悩、重大慢性疾患補正後、
自己報告視力機能障害は、有意にうつと関連(包括オッズ比、 1.9 [95%CI, 1.6-2.3)持続、一方、実際の検査場の視力障害とうつは統計学的に有意差認めず
 

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