それとも、表示法に問題有るから、誤解を生んで、かえってお得な?高カロリー食品を購入してしまうのか?
いずれにせよ、肥満対策行政手段としてのメニュー表示のエビデンスに疑問が呈されてしまった。
Supplementing Menu Labeling With Calorie Recommendations to Test for Facilitation Effects
Julie S. Downs, et. al. (2013).
American Journal of Public Health.
e-View Ahead of Print.doi: 10.2105/AJPH.2013.301218
目的. チェーンレストランメニューにカロリー情報を命じることに加え、毎日・毎食の推奨カロリー摂取量を加えることでの食品購入へ影響あるか?
方法. 2008年のニューヨーク市のチェーンレストランメニューカロリー掲載前後、日毎、食事毎、無カロリー推奨を、マンハッタン・ブルックリンにある2つのマクドナルド・レストランの成人ランチタイム顧客(n=1121)にランダム・サブユニットに割り付け、退店時、レシピ・調査回答を回収。
線形・ロジスティック回帰、性別・人種・年齢・日にち補正後、変数毎のカロリー消費・その関連性を検討
結果. カロリーベンチマーク表示で、直接のインパクトなし、商品購入へのカロリーラベルのインパクトは中等程度の影響もなかった。この表示推奨は、カロリー摂取を軽度促進し、より高カロリーアントレ(フランス語で主食)購入増加に寄与してしまっている。
結論. これらの結果は、表示カロリー情報のインパクト促進手段として、肥満蔓延へレストランダイニングの寄与減少としての手段として、推奨カロリー導入方法は支持されない結果となった . (Am J Public Health. Published online ahead of print July 18, 2013: e1-e6. doi:10.2105/AJPH.2013.301218)
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