2013年11月19日火曜日

体重増加心房細動患者への減量強化介入にて、症状頻度・重症度改善及びリモデリングも改善

肥満・体重過多の心房細動患者への減量強化リスク要素介入にて、心房細動関連症状、重症度の改善と、心リモデリング改善効果認める


Effect of Weight Reduction and Cardiometabolic Risk Factor Management on Symptom Burden and Severity in Patients With Atrial Fibrillation
A Randomized Clinical Trial
Hany S. Abed, BPharm,  et. al.
JAMA. 2013;310(19):2050-2060. doi:10.1001/jama.2013.280521.

単一施設、一部盲験化、ランダム化対照化研究(オーストラリア、Adelaide)
体重過多もしくは肥満状態の有症状心房細動
248名をスクリーンして、150名をランダム化(75/群)し、フォローアップ
介入:減量マネージメント vs 一般的ライフスタイル助言
5ヶ月フォローアップ

介入群 vs 対照群
・体重減少: 14.3 vs 3.6 kg, P < 0.001
・心房細動症状関連スコア 11.8 vs 2.6, P < 0.001
・症状重症度スコア  8.4 vs 1.7点, P < 0.001

AFSS(Atrial Fibrillation Symptome Scale)

・エピソード数 2.5 vs  no change, P < 0.001
・累積期間 692-分減少 vs 419-分増加, P = 0.002


加え、心室中隔厚減少 1.1 vs 0.6 mm P= 0.02、左房径減少  3.5 vs 1.9 cm2, P =  0.02


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