バンコマイシン+PIPC/TAZ(日本:ゾシン)注射に関する腎障害報告
Impact of concomitant use of vancomycin and piperacillin/tazobactam on nephrotoxicity in adult inpatients in a community hospital
Balasubramanian R, et al
ASPH 2013; Poster #5-43
二次情報:Medpage
http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/ASHP/43442
検討症例226名の成人でsCr <1 br="" dl="" mg="">腎障害を sCr 0.5mg/dL以上の増加とする
・ VCMのみ 45名 平均 1.91mg (range 0.83 to 3.63)
・ PIPC/TAZ、従来点滴法 30分間治療 46名 平均投与量 平均 10.34 mg (range 5.74 to 14.1)
・ PIPC/TAZ 持続的点滴法 4時間治療 45名 平均投与量 9.75 mg (range 3.38 to 13.5)
・ VCM+PIPC/TAZ組み合わせ 従来点滴法 30分間治療 平均投与量 11.02 mg
・ VCM+PIPC/TAZ組み合わせ 持続的点滴法 4時間 平均投与量 10.75 mg
腎障害は、VCM単独治療群では生じないが、PIPC/TAZ 従来法、PIPC/TAZ 持続的点滴法では腎障害ポイント到達比率、 4.4%、2.2%
どの点滴法でも、PIPC/TAZ単独より、はるかに併用(VCM+PIPC/TAZ)は点滴手段に関連せず腎毒性高頻度(従来法:30分点滴方法 22.7%、 持続的投与法:4時間 19.6%)1>
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