1600のFDA承認薬ふるい分けし、βアミロイド合成抑制・促進的要素どちらかなのか検討。
Aβ減少効果30% を超える効果が、13の心血管系薬剤で認められた。うち、7つの異なるクラスの薬剤、カルベジロール(アーチストなど)、プロプラノロール(インデラル など)、バルサルタン(いま世の中を騒がせてる薬)、ロサルタン(ニューロタンなど)、ヒドララジン、ニカルジピン(ペルジピンなど)、アミロライド(カリウム保持性利尿薬で、トリアムテレン(トリテレン・
プロプラノール、ニカルジピン、カルベジロールをアルツハイマー様アミロイドを有するマウスへ投与1ヶ月後、約40%も脳内のAβ減少した。
普通の薬剤がアルツハイマー病にベネフィットあるいは有害性があるか検討可能であった。
Wang J, Zhao Z, Lin E, Zhao W, Qian X, et al. (2013) Unintended Effects of Cardiovascular Drugs on the Pathogenesis of Alzheimer’s Disease. PLoS ONE 8(6): e65232. doi:10.1371/journal.pone.0065232
βアミロイド(Aβ)への増加・減少効果があるか、FDA承認薬1600をふるいにかけ、アミロイド前駆蛋白プロセシングへの影響を検討。
結果、特定の降圧薬が、in vitro 及び in vivoでAβ影響を認めた。
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0065232
逆に増加可能性薬剤は・・・フロセミド(ラシックス など)、トランドラプリル(プレラン など)
ACE阻害剤においてはクラス毎というより、薬剤個々で影響が異なるようだ
perindopril(コバシル など)はAβ減少可能性、Trandolaprilもだが、Quinapril(コナン など)、benazepril(チバセン など)は増加の可能性
対して、調査されたARBは全部減少傾向のよう・・
β遮断剤では、acebutolol(アセタノール など)、 Guanethidine sulfateが目立つ
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