2013年8月19日月曜日

米国:肥満の死亡率寄与度過小評価され、従来よりさらにその重要性増加

米国において、肥満の死亡率寄与はよりその重要性が増している。

1980年代全年齢層に始まった肥満疫学調査で、肥満関連早期超過死亡の継続的増加が確認され、飲料サイズは大きくなり、着衣サイズはでかくなり、子供の友達の肥満数増加する現状。一度肥満になると、それを打ち消すのは大変難しい。子供世代が高齢となるまで、疫学的には最悪とならないのかもしれない。
白人男性米国高齢者では、肥満増加は既に明らかで、 BMI30〜35比率は、1915−1919年生まれで3.5%。10年下の世代で肥満原因死亡率 5%。それ以下の世代では7%となる。
米国南部・中西部住居アメリカ人は他の州より肥満が多く、電話調査では13州において30%超が肥満となっている。アラバマ、アーカンソー、インディアナ、アイオワ、ケッタッキー、ルイジアナ、ミシガン、ミシシッピー、オハイオ、オクラホマ、南カリフォルニア、テネシー、西バージニア州


米国の以前の調査では、肥満の米国内死亡率に関するインパクト過小評価されていた可能性が示唆された。

The Impact of Obesity on US Mortality Levels: The Importance of Age and Cohort Factors in Population Estimates.
Ryan K. Masters, et. al. (2013).
American Journal of Public Health. e-View Ahead of Print.
doi: 10.2105/AJPH.2013.301379

1986年から2006年の過体重、肥満による成人死亡推定比率は、
黒人・白人男性 5.6%、15.6%、黒人白人女性 26.8%、21.7%

加齢とともに肥満と死亡率の関連性は強くなり、誕生コホート横断的にみれば肥満寄与死亡率は以前増加している

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