2013年12月7日土曜日

重症COPD:呼吸リハビリテーションの一部としてのバランストレーニング

小規模トライアル、プライマリアウトカム設定が不明など、現時点では、決定的エビデンスとはなりえないが、呼吸リハビリテーション(英語では 肺リハビリテーション(Pulmonary Rehab.)になり、いつもわだかまりが残る)の一部として、バランストレーニングが重要という認識は正しいと思う


A Randomized Controlled Trial of Balance Training During Pulmonary Rehabilitation for Individuals With COPD
Marla K. Beauchamp, et. al.
Chest. 2013;144(6):1803-1810. doi:10.1378/chest.13-1093

介入群:6週間週3回のバランストレーニング+同時:呼吸リハビリテーション
対照群:6週間呼吸リハビリテーションのみ


Berg Balance Scale (BBS)、 Balance Evaluation Systems Test (BESTest)、Activities-Specific Balance Confidence (ABC) scale測定

36-Item Short Form Health Survey (PF-10)と 30-s chair-stand test を自己報告身体機能・下肢筋力評価として用いる

COPD 39名(FEV1 37.5% ± 15.6% 予測値)登録、平均コンプライアンスは介入群で82.5%、副事象報告無し

介入群にて、BBS、BEST、PF-10、30秒chair-standは、対照比較より改善(p < 0.01、 0.01、 0.02)

ABCスケールの群間差は認めず  (P = .2)

結論:  重症COPDにおいて、バランストレーニングが、呼吸リハビリテーションの一部として実行可能性、バランスパフォーマンス・筋力増強・自己報告身体機能改善としての有効性が明らかになった

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