2014年6月20日金曜日

皮膚・軟部組織感染診断治療臨床実践ガイドライン(IDSA) 2014年アップデート

皮膚・軟部組織感染(SSTIs)診断治療臨床実践ガイドライン(IDSA) 2014年アップデート





Practice Guidelines for the Diagnosis and Management of Skin and Soft Tissue Infections:
2014 Update by the Infectious Diseases Society of America
Clin Infect Dis. (2014) doi: 10.1093/cid/ciu296 First published online: June 18, 2014
フルテキスト・無料:http://cid.oxfordjournals.org/content/early/2014/06/14/cid.ciu296.full

ガイドラインは、重症感染症を、以下の定義に
 ・経口抗生剤不応
・高熱、心拍 90/分超、呼吸回数24/分超、白血球数 12000超あるいは400以下/μL
・深部感染徴候: 水疱、皮膚面自壊(skin sloughing)、低血圧、臓器障害所見
・免疫抑制状況



さらに、新規薬剤として オキサゾリジノン系抗菌薬であるtedizolid(http://www.ajhp.org/content/71/8/621.abstract)あるいは グリコペプチド系抗MRSA抗菌薬であるダルババンシン(dalbavancin)をSSITs治療に有効として記載。


中等度感染は、全身所見を有する蜂窩織炎や丹毒で、静注抗生剤、ペニシリン、セフトリアキソン、クリンダマイシン。










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