NADPHの触媒サブユニットNOX-2は、活性酸素、ROS形成の鍵役割で、FMDの障害を示唆することもある。ダークチョコレートは、NOX2-介入酸化ストレスのdown-regulatingを通して、動脈拡張的に働く。臨床的にも、末梢動脈疾患(PAD)患者の歩行autonomyを改善することがしめされた。
ダークチョコレートを食べるだけで、歩行距離1-2割増加と言うだけでもすごい!
Dark Chocolate Acutely Improves Walking Autonomy in Patients With Peripheral Artery Disease
Lorenzo Loffredo, et. al.
J Am Heart Assoc. 2014; 3: e001072
doi: 10.1161/JAHA.114.001072
FMD、血中 isoprostanes、 nitrite/nitrate (NOx) 、 sNOX2‐dp、血中 NOX2 活性、最大歩行距離、最大歩行時間を20名のPAD(男性14名、平均年齢 69±9歳)
ダークチョコレート40g(ココア85%超)と、ミルクチョコレート40g(ココア 35%以下)に割り付け
単盲検
ベースラインと、チョコレート摂食後2時間を比較。
ダークチョコレート摂食により、最大歩行距離 11%、最大歩行時間 15%、血中NOx 57%増加し、血中イソプロスタン濃度 -23%減少、 sNOX2-dp -37%減少。
ミルクチョコレートでは上記指標有意差無し
多線形回帰分析にて、Δ最大歩行距離は、Δ最大歩行時間、ΔNOXと相関する。
in vitro研究にて、ポリフェノール混合物培養HUVECで、優位にNO増加させ、E-selectin減少、VCAM1減少が示された
登録:
コメントの投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
米国では、Potiga (ezogabine):ポティガ(エゾガビン)、国際的には、レチガビン [RTG ]で、従来の抗てんかん薬剤と異なるメカニズムで、KCNQ2-5 (K(v) 7.2-7.5) ion channelのpositive allosteric modulato...
-
Association Between MRI Exposure During Pregnancy and Fetal and Childhood Outcomes Joel G. Ray, et. al. JAMA. 2016;316(9):952-961. doi:...
0 件のコメント:
コメントを投稿