2014年11月10日月曜日

敗血症発症中の新規心房細動発症は半数以上あり、予後に関わる重大イベントである

敗血症入院中新規発症心房細動は、重大な副事象アウトカムである。

メディケアデータの検討


Long-term Outcomes Following Development of New-Onset Atrial Fibrillation During Sepsis
Allan J. Walkey, et. al.
Chest. 2014;146(5):1187-1195. doi:10.1378/chest.14-0003



13万8千722名の敗血症生存者、うち敗血症中心房細動なしは69%、9万5千536名。24%、3万3千646名は心房細動既往、7%9千540名h新規発症。


心房細動敗血症中、心房細動なし患者より新規発症心房細動患者の心房細動発生は

敗血症入院後心房細動イベント発生は、多い(あり 54.9% VS なし 15.5%)


敗血症罹病中・心房細動なしに比べ、新規発症心房細動は、心不全5年リスク増加  (11.2% vs 8.2%; multivariable-adjusted hazard ratio [HR], 1.25; 95% CI, 1.16-1.34)、 また虚血性卒中増加  (5.3% vs 4.7%; HR, 1.22; 95% CI, 1.10-1.36)、そして、死亡リスク増加 (74.8% vs 72.1%; HR, 1.04; 95% CI,1.01-1.07)






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