ワーファリンに比べ、ダビガトランは重大出血事故頻度増加、特に消化管出血リスクが高い。ただ、頭蓋内出血事故は少ない。
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後顧的コホート研究、薬局・医療クレーム(2010-2011年、メディケア支払い団体サンプルの5%)
ダビガトランのワーファリン比較重大出血リスク・ハザード比
部位不問:1.39 (95% CI, 1.20 ー 1.41)
重大出血 1.58 (95% CI, 1.36 ー 1.83)
消化管出血 1.85 (95% CI, 1.64 - 2.07)
重大頭蓋内出血 0.32 (95% CI, 0.20 - 0.50)
Risk of Bleeding With Dabigatran in Atrial Fibrillation
Inmaculada Hernandez,et. al.
JAMA Intern Med. Published online November 03, 2014.
doi:10.1001/jamainternmed.2014.5398
ダビガトランは消化管でのバイオアビリティー低く。吸収率6.5%、そのため、特に下部消化管出血が高い。
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