重症再生不良性貧血における、同種造血幹細胞移植(HCT)を受けたレシピエントの5年生存率は、そのHCTドナーのテロメア長と相関する。
Association Between Donor Leukocyte Telomere Length and Survival After Unrelated Allogeneic Hematopoietic Cell Transplantation for Severe Aplastic Anemia
Shahinaz M. Gadalla, et. al.
JAMA. 2015;313(6):594-602. doi:10.1001/jama.2015.7.
テロメラーゼは、染色体の週末を保護し、細胞加齢と再生能のマーカーである重度再生不良性貧血患者において、レシピエントとドナーの移植前白血球テロメア長と、関連ないドナーallogenic 造血細胞移植後のアウトカムについて調査。
330名(後天性 235名、Fanconi貧血 85名、 Diamond-Blackfan 貧血 10名9
全生存率、好中球回復、急性・慢性GVHD
ドナーのテロメア長長い場合(5年包括生存率 56%、 リスク数 57、 累積死亡 50)、短い場合(5年包括生存率 40%、 リスク数 71、 累積死亡 128)と比べ、生存確率高まる(p=0.009)
ドナー年齢、疾患サブタイプ、Kernofsky PS、グラフト種類、HLAマッチング、先行貧血治療種類、人種/民族、移植暦年齢補正後も統計学的有意差残る
28日目のテロメア長と、好中球グラフト化の相関性認めず
レシピエントの移植前テロメア長は移植後生存期間と関連せず
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