2015年6月12日金曜日

男の子、年少、黒人ほど脱水に偏るらしい

hydrationって意外と日本語訳難しい、脱水にならない水過剰にもならない適切な体内水分状態のはずだが、以下の状態は、脱水だけの評価。


ほんとに軽度脱水ってのは悪いことなのだろうか?本質的な部分に疑問を感じながら・・・男の子、年少、黒人ほど脱水に偏ることは確か


Prevalence of Inadequate Hydration Among US Children and Disparities by Gender and Race/Ethnicity: National Health and Nutrition Examination Survey, 2009–2012
Erica L. Kenney, et. al.
(Am J Public Health. Published online ahead of print June 11, 2015: e1–e6. doi:10.2105/AJPH.2015.302572)

Read More: http://ajph.aphapublications.org/doi/abs/10.2105/AJPH.2015.302572


【目的】 米国子供・少年のhydration状況評価
【研究方法】 6−19歳の4134名被験者( the National Health and Nutrition Examination Survey )。 尿中浸透圧と不適切飲水比率 ( 尿浸透圧 > 800 mOsm/kg)。 多変量回帰モデルで、住民統計要素、飲料摂取、hydration状況調査


【結果】 不適切Thydrationは、54.5%。

有意尿中浸透圧増加は、女児より男児(+92.0 mOsm/kg; 95% 信頼区間[CI] = 69.5, 114.6)、白人より非ヒスパニック黒人 (+67.6 mOsm/kg; 95% CI = 31.5, 103.6)、年長児より若年児童 (+28.5 mOsm/kg; 95% CI = 8.1, 48.9)。

男児 (OR = 1.76; 95% CI = 1.49, 2.07) と非ヒスパニック黒人(odds ratio [OR] = 1.34; 95% CI = 1.04, 1.74) は共に不適切飲水高リスク有意

1日水分摂取8液量オンス(1オンス30ml程度)増加は有意に不適切水分摂取リスク減少させる (OR = 0.96; 95% CI = 0.93, 0.98)


【結論】 性別、人種/民族上のばらつき、飲水状態改善のための解決法について調査必要 







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