2015年10月27日火曜日

軽度認知機能障害高齢者(75歳以上)への降圧剤中止は、認知機能・心理・日常機能へ影響なし

16週間フォローアップ時点での二重盲検アウトカム評価住民ベースランダム化トライアル、オランダの128GP実施研究


軽度認知機能障害高齢者(75歳以上)において降圧剤中止は血圧値以外の改善を示さない


Effect of Discontinuation of Antihypertensive Treatment in Elderly People on Cognitive Functioning—the DANTE Study Leiden A Randomized Clinical Trial
Justine E. F. Moonen, et. al.
JAMA Intern Med. 2015;175(10):1622-1630. doi:10.1001/jamainternmed.2015.4103.


386名、75歳以上の軽度認知障害(MMSEスコア 21-27):重篤な心血管疾患認めず
Discontinuation of Antihypertensive Treatment in Elderly People (DANTE) Study Leidenで、降圧治療登録者(2011年6月26日から2013年8月23日まで(フォローアップは2013ねん12月16日まで)
ITT解析


介入:降圧治療中止(n=199)、継続(n=186)

主要アウトカム測定:包括認知組み合わせスコア(プライマリアウトカム)、セカンダリアウトカムは認知ドメイン、Geriatric Depression Scale–15、Apathy Scale、 Groningen Activity Restriction Scale (functional status)、 Cantril Ladder (quality of life)

結果:
対照群(降圧治療継続群)176名と比べ、介入群(降圧治療中止群)180名では、収縮期血圧、拡張期血圧増加  (差, 7.36 [3.02 to 11.69] mm Hg; P = 0.001、 2.63 [0.34 to 4.93] mm Hg; P = 0.03)

包括組み合わせ認知スコアでは差を認めず (0.01 [−0.14 to 0.16] vs −0.01 [−0.16 to 0.14]; difference, 0.02 [−0.19 to 0.23]; P = 0.84)

介入群と対照群では、セカンダリアウトカムに差を認めず
・3つの認知機能ドメインの組み合わせスコア (記憶障害, −0.07 [−0.29 to 0.15; P = .52], , 遂行機能障害 0.08 [−0.12 to 0.29; P = .43],  , 精神運動速度, −0.85 [−1.72 to 0.02; P = 0.06])
・ symptoms of apathy (0.17 [−0.65 to 0.99; P = .68])
・ うつ (0.14 [−0.20 to 0.48; P = .41])
・ functional status (−0.72 [−1.52 to 0.09; P = .08])
・ quality-of-life score (−0.09 [−0.34 to 0.16; P = .46])

副事象は同等




重大心血管イベント発生率に関しても触れてほしかった




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