2015年11月1日日曜日

特発性肺線維症:リアルワールド症例方が治験症例より厄介

ドイツのリアルワールドの特発性肺線維症のINSIGHTS-IPFレジストリ・547名データ解析

European Respiratory Society (ERS) International Congress 2015: Abstract OA4965. Presented September 30, 2015.


以下の3つの臨床トライアルより年次死亡率が悪く、現実の方が予後悪い症例が多い。
フォローアップ期間中央値1.2年間、平均年齢 69歳、男性 77%
肺活量予測値比 72%、DLco予測値比 35%
入院発生 30.6%、肺移植 4.9%
年次死亡率14.2%、FVC低下ほど死亡率低下

ピルフェニドン 41.0%、N−アセチルシステイン 30.6%、経口ステロイド 25.2%、他5.4%、無し 19.9%
FVC1年時 5%以上低下 36.1%、 10%以上低下 16.1%


それに対して、臨床トライアルのプラシーボ群年次死亡率は7%から8%





<比較トライアル>

・第3相ランダム化対照ASCEND トライアル pirfenidone (N Engl J Med. 2014;370:2083-2092)

・二重盲検、プラシーボー対照PANTHER-IPF トライアル N-acetylcysteine (N Engl J Med. 2014;370:2093-2101)

・第3相 INPULSIS-1 と INPULSIS-2 トライアル nintedanib (N Engl J Med. 2014;370:2071-2082)

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