コントロールとしては抗血栓と心拍コントロール、他心不全対策となるのだろうが・・・
厳格に言えば、アーチスト(カルベジロール)の禁忌は「気管支喘息、気管支痙攣のおそれのある患者[気管支筋 を収縮させることがあるので喘息症状の誘発、悪化を 起こすおそれがある。]」であり、COPDのみでは禁忌とはならない。喘息合併:ACOSなどの問題点からやはりβ遮断剤処方忌避することとなるのだろう。メインテート(ビソプロロール)の禁忌項目に喘息/気道攣縮認めない。
COPD患者の心房細動治療不十分が示唆される
Impact of Chronic Obstructive Pulmonary Disease on Prognosis in Atrial Fibrillation: A Report from the EURObservational Research Programme Pilot Survey on Atrial Fibrillation (EORP-AF) General Registry
Marco Proietti, et. al. , on behalf of EORP AF Investigators
AHJ American Heart Journal, 08/31/2016
EORP-AF Registry Pilot Phase登録患者の検討
AF患者のうち、COPD診断 339(11.0%)
COPDのうちAFはリスク要素/合併症 burden多い、例えば、糖尿病、うっ血性心不全(p < 0.001)
COPD患者においてβ遮断薬処方少ない (p=0.0007)
COPD/AF患者はCV死亡、全原因死亡高リスク( p < 0.0001)、同様に、血栓塞栓/出血/CV死亡組み合わせアウトカムリスク増加 (p=0.0003)
Cox regression analysis にて COPDは全原因死亡リスク増加と独立して関連 (ハザード比1.55, 95%CI 1.05–2.28; P = .0269)
atrial fibrillation (HR 1.6).として表示されている
http://journal.copdfoundation.org/jcopdf/id/1022/Defining-COPD-Related-Comorbidities-2004-2014
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