2016年12月9日金曜日

閉塞型無呼吸治療 CAPAP:口鼻ルートは経鼻ルートと同等?

pneumatic splint(空気副え木)である、CPAP(持続気道陽圧療法)はoronasal(口・鼻)が一般に耐用性良好。経鼻ルートが耐用性不能のためできない場合多くがoronasalルートを好むケースが多くなっている。観察研究やシステマティック・レビューで oronasalルートの効果が劣るという報告有り、今回検証とのこと






閉塞型無呼吸においてゴールドスタンダード治療はCPAPで、経鼻適応が主と考えられてきたが、経鼻ルートと経口・経鼻、経口投与に変えて急性効果比較

対象18名、44±9,歳、BMI 33.8± 4.7、AHI 49.0±39.1
経鼻CPAP(14.8 ± 4.1 cm水柱)にて安定

閉塞イベント増加は、経口・経鼻 12(66.7%)、経口 14(87.5%)

経鼻ルートの安定呼吸と比較して、経口・経鼻および経口ルートの場合、喉頭蓋と舌根の距離、喉頭蓋後方面積は有意にかつ進行性に減少する

Impact of Acute Changes in CPAP Flow Route in Sleep Apnea Treatment
Rafaela G.S. et. al.
Chest. 2016;150(6):1194-1201. doi:10.1016/j.chest.2016.04.017
http://journal.publications.chestnet.org/article.aspx?articleid=2520656





0 件のコメント:

コメントを投稿

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note