2016年12月1日木曜日

遺伝子variant研究:心血管疾患抑制効果:スタチンとPCSK9阻害剤はLDL減少効果に応じた治療効果として同等?

スタチンによるLDLコレステロール減少による臨床的効果は、PCSK9 inhibitorshadによるLDL減少による臨床効果は同等だろうと予測される genetic variantの検討


来年、PCSK9阻害剤大規模臨床トライアル結果でるようだが、それに期待のかかる間接的証拠?




"PCSK9"と、 "3-hydroxy-3-methylglutaryl–coenzyme A reductase (スタチンの治療ターゲット:HMGCR) "をエンコードする遺伝子variationについて、LDLコレステロール減少とそのアウトカムを検討した報告




Variation in PCSK9 and HMGCR and Risk of Cardiovascular Disease and Diabetes
Brian A. Ference,  et. al.
N Engl J Med 2016; 375:2144-2153December 1, 2016
DOI: 10.1056/NEJMoa1604304
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1604304


 proprotein convertase subtilisin–kexin type 9 (PCSK9)の薬物的阻害剤についての心血管・糖尿病リスクについて
 14研究、112,772名のランダム割り付け被検者のPCSK9、HMGCRエンコードするgenetic variantスコア、心血管イベント 14,120、糖尿病 10,635

PCSK9とHMGCRのvariationは、LDLコレステロール 10mg/dL低下毎心血管疾患リスク減少予防作用と相関が観察される : PCSK9 0.81 (95% 信頼区間 [CI], 0.74 to 0.89)  、HMGCR 0.81 (95% CI, 0.72 to 0.90)

両遺伝子variantは共に同様に、LDLコレステロール10mg/dL増加毎糖尿病リスクに影響を与える
 : PCSK9 1.11 (95% CI, 1.04 to 1.19) 、HMGCR 1.13 (95% CI, 1.06 to 1.20)

このリスク増加は、空腹時血糖異常に限定的影響で、心血管イベント予防効果より影響は少ない

両者の存在は、心血管イベントと糖尿病へ付加的影響を与える






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