Hematopoietic Processes in Eosinophilic Asthma
Brittany M. Salter, PhD, Roma Sehmi, PhD
Translating Basic Research Into Clinical Practice
Chest. 2017. doi:10.1016/j.chest.2017.01.021
気道好酸球増加は、アレルギー喘息のhallmarkであり、肺の好酸球数増加促進するメカニズムを解明することが有効な薬物治療開発に重要。骨髄の造血的成分により成熟好酸球への分化・気道へのtrafficking促進することがあきらかになった。
造血前駆細胞は骨髄から消え、肺へhomingする。組織内in-situ 分化プロセスが炎症惹起細胞の供給源となる。加えて、気道内造血前駆細胞は局所由来alarminに反応し、自身が好酸球性喘息の2型反応を促進する炎症惹起細胞のeffectorとなりサイトカインのpanoplyを導く
喘息患者の気道好酸球増加は、局所気道組織のeosinophil progenitor (EoPs)のmobilization、増殖、local diffentiationをサポートするabilityと関連
加えて、Hempoietic progenitor cell(HPC)はeffector cellとして機能、alarmin cytokineに応答し働き、炎症惹起性IL-13、IL-5を産生する。
ILC2のuncontrol下活性化によりtype 2 サイトカイン炎症惹起環境を提供し、気道好酸球増加を促進し、局所in situ hematopoiesis持続する。
重症喘息・持続性気道好酸球増加において、気道ILC2の活性化を導くサイトカインの気道上皮由来alarmin familyをターゲット化した特異的治療法が現在考慮されている。
HPC機能を調整、in situ hematopoiesisが好酸球性喘息の新しい治療法を開発するのに役立つのかもしれない
10数年前だと思うが、喘息の炎症について臓器特異的変化について講演会で講師に聞こうとし、「アレルギー炎症についてはTh1/Th2バランスにより説明していることはわかったが、喘息特異的・気道特異的な病態の説明は聞いたことがない。できれば説明を」と聞いたところ、講師は開口一番「研究者でもないくせに、レベルの低い質問するな」と罵倒されたこと思い出す・・・「GATA」「GATA」言うなとは言われてなかったはずだが・・・
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