2017年6月8日木曜日

SGLT-2阻害剤の糖尿病ケトアシドーシスリスク

欧米では1型糖尿病が多く、DKAリスクが高いと・・・聞いたことがあるが、日本でも緩徐進行1型糖尿病(SPIDDM)など鑑別してから治療開始する程度の留意は必要だろう。
保険者の馬鹿がいろいろ査定しまくるから初期検査もままならない現状も、国や行政も知ってほしいものだ. 血中・尿中Cペプチド、GAD抗体など目の敵のように査定しまくる狂った保険者が存在する。



SGLT-2阻害剤開始時はDPP4阻害剤開始に比べ、糖尿病性ケトアシドーシスは2倍ほどのリスク増加 (HR 2.2, 95% CI 1.4 to 3.6)と関連

非補正データでは、糖尿病性ケトアシドーシス入院(180日以内)は約2倍 (4.9 イベント/ 1,000 人年 versus 2.3 イベント/ 1,000 人年; HR 2.1, 95% CI 1.5 to 2.9)



Risk of diabetic ketoacidosis after initiation of an SGLT2 inhibitor
Fralick M, et al
N Engl J Med 2017; DOI: 10.1056/NEJMc1701990.




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