だが、COPDにおける、呼吸リハビリテーションの効果有無と生存率の関連性、継続性と生存率の関連性が示されたことは意義深い
日本においても、COPD呼吸リハビリテーションについて継続性を担保する制度確立が必要と思う、それと、効果判定についてのコンセンサス確立も・・・
Survival following pulmonary rehabilitation in patients with COPD: the effect of program completion and change in incremental shuttle walking test distance
Houchen-Wolloff L, et al.
International Journal of Chronic Obstructive Pulmonary Disease
Published 20 December 2017 Volume 2018:13 Pages 37—44
DOI https://doi.org/10.2147/COPD.S143101
【序文】
COPD患者の呼吸リハビリテーション(PR)は運動耐容能、症状、健康状態へベネフィットをもたらす。だが、PRに関する生存率に関わるデータは不明。
PRに関わる2つのコホートの長期生存率
連続的にPR遂行患者 vs PR未完遂あるいはPR開始すらしてない患者
加えて、運動耐用能の臨床的有意義差改善到達(success)患者と、未到達(non-success)患者のPR後の生存率比較
【方法】
臨床サービスアウトカムの後顧的長軸解析:
レスターのNHS Trustの大学の2つの病院
- リハビリテーション"completer" vs "non-completer"で比較"
- completer"では、漸増シャトルラン試験の向上要求レベルに合致有無(50m以上 vs 50m未満)で生存率解析
【結果】n=1,515名のこのトピックについて最大データセット設定
- 生存率データで、PRコース完遂 823(54.3%)とdropped out 692名(45.7%)を確認
- 生存期間は、PR"non-completers"に比べ "completers"で有意に延長(p<0 .001="" li="">0>
- PR 成功(歩行距離 50m以上の改善)でも生存率改善と相関( p< 0.05)
【結論】PR完遂と生存率の相関しめされ、さらにPR成功(50m 以上の歩行距離改善)も生存率改善と相関示された。
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