レントゲン確認診断OAではないことに注意が必要だが、レントゲン確認診断OAの意義も疑問視されているから妥当なところだと思う。むしろCOPD診断の方が問題でスパイロメトリされてないという、日本外でよくありがちなパターン。
細かいことを除けば基本的には、OAとCOPDの関連性はありそうで、 shared risk factorとして、全身性炎症パラメータ増加、骨格筋減少、身体活動性低下が確定的な要素としてあげられる
呼吸リハビリテーションの効用や抗炎症薬剤の開発(好中球エラスターゼなど)考察されている
Prevalence of osteoarthritis in individuals with COPD: a systematic review
Wshah A, et al.
International Journal of COPD 16 April 2018 Volume 2018:13 Pages 1207—1216
DOI https://doi.org/10.2147/COPD.S158614
COPD患者における変形性関節症(OA)の頻度
CINAHL、 Medline、 PsycINFO、 Embase データベースのコンピュータベースの文献調査
平均年齢 59-76歳CINAHL、 Medline、 PsycINFO、 Embase データベースのコンピュータベースの文献調査
加重平均計算
14研究がクライテリア合致、12%〜74%の頻度、加重平均 35.5%
COPDにおけるOAは高率で、発症および介入適応に関して考慮が必要
Question 6 on methods was answered with “yes” if the diagnoses of both COPD and OA were based on diagnostic criteria.
Osteoarthritis Tool : http://jointhealth.org/pdfs/OATookKit_En.pdf
一般の人口での有病率
- British Columbia 400万人超で、2001年調査では10.8%、スウェーデン・Malmoでは56−64歳成人でレントゲン確認にて 25.4%、Framingham研究で 19.2%、Johnston County Osteoarthritis Projectで27.8%
- COPDでのOA頻度としてはNotwithstanding study では35.5%
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