メンデル・ランダム化トライアルは種々問題あるが、操作変数としての遺伝変異を選べば、コストのかからない科学的証明として有用
Bidirectional, two sample mendelian randomisation study
2方向、2サンプル、メンデル・ランダム化(MR)研究
近視と教育年数をproxyとして、近視関連遺伝子変異を操作変数として検討
Education and myopia: assessing the direction of causality by mendelian randomisation
BMJ 2018; 361 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.k2022 (Published 06 June 2018)
観察研究データの従来法回帰分析で教育機関長いほど近視屈折誤差と相関 ;−0.18 dioptres/y (95% 信頼区間 −0.19 to −0.17; P<2e sup="">-162e>
)MR解析で真のcausal-effectはさらに強化された r: −0.27 dioptres/y (−0.37 to −0.17; P=4e-8)
一方、近視が教育へ影響を与えることを示唆するエビデンスはほぼない; −0.008 y/dioptre, 95% 信頼区間 −0.041 to 0.025, P=0.6)
英国では、16歳まで教育義務がある(キーステージは3歳から始まり 0)
"the cumulative effect of more years in education on refractive error means that a university graduate from the United Kingdom with 17 years of education would, on average, be at least −1 dioptre more myopic than someone who left school at age 16 (with 12 years of education)"
12年間の教育期間≒16歳で卒業に比べ、17歳時点の教育段階では、屈折異常の累積的悪影響としては、最低 -1 kioptre以上(・・という意味か?)
故に運転上メガネが必要なレベル
両眼近視でない私などは・・・勉強不足の証拠なのだろう
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