2018年8月10日金曜日

高齢男性への長期テストステロン投与の好気的運動能力への効果

discussion文中に、"このdotV̇O2peakの差は、2−6ヶ月間の運動トレーニング効果 4−6 ml/kg/minに比べ僅か”と記載ある如く、特に運動介入は実施されてない模様。


この程度の効果が是認されるかどうかは?

Long-Term Testosterone Supplementation in Older Men Attenuates Age-Related Decline in Aerobic Capacity
The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism, Volume 103, Issue 8, 1 August 2018, Pages 2861–2869, https://doi.org/10.1210/jc.2017-01902



目的:漸増サイクルエルゴメータ中のdotV̇O2peakにおけるテストステロン・サプリメントの効果検証
デザイン:二重盲検ランダム化プラシーボ対照平行群トライアル(Testosterone’s Effects on Atherosclerosis Progression in Aging Men)
場所 Exercise physiology laboratory

被検者:60歳以上健康男性(テストステロン値 100-400 ng/dLあるいは遊離テストステロン <50 pg/mL

介入:3年間、1%経皮テストステロンゲルを血中値 500-950 ng/dLになるよう設定 vs プラシーボ

主要アウトカム: 漸増サイクルエルゴメータ中の変化量

結果:
平均 (±SD) ベースラインV̇O2 peak  :テストステロン群 24.2 ± 5.2 、プラシーボ群 23.6 ± 5.6 mL/kg/min

V̇O2 peakはテストステロン群では変化無し、プラシーボ群では定価
(平均3-年間 減少, 0.88 mL/kg/min; 95% CI, −1.39 to 0.38 mL/kg/min; P = 0.035)
V̇O2 peakの差は有意 (平均差3年間 0.91 mL/kg/min; 95% CI, 0.010 to 0.122 mL/kg/min; P = 0.008)



Hb 1-g/dL増加が有意にテストステロン治療男性のV̇O2 peak増加と関連



結論:V̇O2 peak3年間平均変化量はテストステロン治療群男性で優位に少なく、ヘモグロビンの増加と関連
V̇O2 peak変化の群間差は、加齢関連減少予測の減衰化を示唆
このわずかな治療効果が臨床的意義持つかは不明





LOH症候群(加齢性腺機能低下症)、ホルモン補充療法と騒ぐ連中はなぁ・・・

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