腕立て伏せと心臓の健康に関連性? 米国の消防士を対象に調査
https://forbesjapan.com/articles/detail/25669
後顧的解析、18歳以上の男性消防士!対象
Ross ら17 と Golightly ら18 は、客観的評価心肺フィットネス(cardiorespiratory fitness)を健康状況のバイタルサインと看做すことを主張。しかし、体組成測定や血中バイオマーカー、身体活動性、CRF評価は医師から無視されることが多い。身体活動評価としては、自己報告病歴、健康・ライフスタイルアンケートがなされることが多い2 が、しかし、客観的CRFレベル測定は自己報告身体活動性より有意に低いことが多い19,20 。
正確で客観性をもつCRF測定ツールとして運動負荷試験が用いられ将来の心血管疾患リスクと逆相関性が知られている21,22 が、これらの試験は高額、時間がかかり、専門施設が必要であり、訓練された実施者が必要となる。
そこで簡便なツールとして腕立て伏せ測定と・・・
ベースライン評価として腕立て伏せ能力とトレッドミル運動負荷試験を含む身体フィットネス評価。腕立て伏せは消防士がインストラクターとしてメトロノーム 80/分のリズムで施行させる。クリニックスタッフが80回になるまで腕立て伏せ回数測定。メトロノームのビートより3回不足したところで中止。疲労消耗もしくは症状(目眩、浮遊感、胸痛、息切れ)などで中止。腕立て伏せ回数は10回毎5カテゴリーに分ける
Association Between Push-up Exercise Capacity and Future Cardiovascular Events Among Active Adult Men
Justin Yang, et al.
JAMA Netw Open. 2019;2(2):e188341. doi:10.1001/jamanetworkopen.2018.8341
腕立て伏せ10回できない消防士がいることに・・・一番驚いた
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