resmetirom(MGL-3196)はThyroid hormone receptor β (THR-β) の肝臓向けの経口活性アゴニストであり、THR-β対THR-αに対してトリヨードサイロニンよりも約28倍選択的。肝臓外への浸透、および肝臓への特定の取り込みを示す。
NASHでは、THR-βの選択性によりTHR-αを介し主に媒介される心臓および骨の過剰な甲状腺ホルモンの望ましくない全身作用を回避しながら、肝臓によって媒介される甲状腺ホルモンの代謝的利点を提供する可能性がある。 resmetiromを含む甲状腺analogue類は、肝臓トリグリセリド、steatosis、lipid peroxidation、炎症および線維症マーカー、およびアラニンアミノトランスフェラーゼを減少させることが示されている。 早期研究にて resmetirom 50-200 mg/日をLDL軽度増加健康被験者で太陽性欲、LDL、apoリポ蛋白B、TGを含む動脈原性脂質を減少していた。
有病率が世界的に高まるNASH、それへの承認治療薬は現行で存在しない。ライフスタイル修正が重要だが到達維持困難が主。pioglitazone、ビタミンEなどが組織所見改善示した。
また、 farnesoid X receptorを活性化する胆汁酸類似体であるObeticholic acid、およびPPARαおよびδアゴニストである elafibranor,は、第2相試験で肝臓組織を改善を示した。on-goingに長期有効性安全性治験中
さらに、新たな新薬候補
Resmetirom (MGL-3196) for the treatment of non-alcoholic steatohepatitis: a multicentre, randomised, double-blind, placebo-controlled, phase 2 trial
Stephen A Harrison, et al.
The Lancet Volume 394, ISSUE 10213, P2012-2024, November 30, 2019
Published:November 11, 2019DOI:https://doi.org/10.1016/S0140-6736(19)32517-6
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(19)32517-6/fulltext
米国18ヶ所で、348名をスクリーニング検査し、84名を resmetirom 、 41名を プラシーボに割り付け
Resmetirom-治療患者 (n=78)は week 12プラシーボに比較し肝臓脂肪相対的減少 (–32.9% resmetirom vs –10.4% placebo; 最小自乗差 –22.5%, 95% CI –32.9 to –12.2; p<0 .0001="" 36="" n="34];" p="" placebo="" resmetirom="" to="" vs="" week="">
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副事象は軽度・中等度が主、群間でバランス、例外は一過性軽度下痢と吐き気
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