2020年11月11日水曜日

SPRINT post-hoc解析:起立性高血圧群では強化治療の意義はない?

Orthostatic Hypertension :起立性高血圧

聞いたことがなかった

「起立性高血圧」が無い場合は強化治療が有効で、ある場合は「強化治療vs集中治療」においてアウトカムに有意差が無い。

「起立性高血圧」においては強化治療の意義が問われる・・・post-hoc解析なので前向き研究が必須ではあるが...


Orthostatic Hypertension and Intensive Blood Pressure Control; Post-Hoc Analyses of SPRINT

Mahboob Rahman, et al.

Originally published9 Nov 2020

https://www.ahajournals.org/doi/abs/10.1161/HYPERTENSIONAHA.120.15887

https://doi.org/10.1161/HYPERTENSIONAHA.120.15887Hypertension. ;0


起立性高血圧患者における起立性高血圧と心血管アウトカムとの関連、および集中的な血圧(BP)コントロールが心血管アウトカムに及ぼす影響を評価した。 

SPRINT(Systolic Blood Pressure Intervention Trial)データのpost-hoc解析が行われた;起立性高血圧とは、起立時に収縮期血圧が20mmHg以上上昇するか、または拡張期血圧が10mmHg以上上昇することと定義された。 

9329人の参加者のうち、1986人(21.2%)がベースライン時に起立性高血圧であった。 

intensive治療群では、起立性高血圧症の参加者は、起立性高血圧症のない参加者に比べて複合心血管系アウトカムを発症するリスクが高かった(ハザード比、1.44[95%CI、1.1-1.87]、P=0.007)。 

standard治療群内では、起立性高血圧症のある参加者とない参加者で心血管アウトカムに有意差はなかった。 

起立性高血圧の参加者では、複合心血管系転帰のリスクについて、intensive治療群とstandard治療群の間に統計学的に有意な差はなかった(ハザード比、1.07[95%CI、0.78~1.47]、P=0.68)。 

ベースライン時に起立性高血圧がない参加者内では、intensive治療群は複合心血管系転帰のリスクが低かった(ハザード比、0.67[95%CI、0.56-0.79]、P<0.0001)。 

起立性高血圧症は、intensive治療群では心血管アウトカムのリスクが高く、standard治療群では高くなかった;起立性高血圧症患者におけるBPのintensive治療は、standard治療と比較して心血管アウトカムのリスクを低下させなかった。これらのポストホック解析は仮説を生み出すものであり、今後の研究で確認する必要がある。


www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。



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