COPDに於る疾患活動性指標(ECLIPSEコホートから) http://makise.mobi/wp/2021/03/26/copd%e3%81%ab%e6%96%bc%e3%82%8b%e7%96%be%e6%82%a3%e6%b4%bb%e5%8b%95%e6%80%a7%e6%8c%87%e6%a8%99eclipse%e3%82%b3%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%88%e3%81%8b%e3%82%89%ef%bc%89/
より短い時間間隔でFEV1の低下の価値を特徴づけ、それを転帰への影響と関連づけるにはどのくらいの時間が必要かを決定した研究(Eur Respir J 2014; 43: 745–753. doi:10.1183/09031936.00096913)があり、本研究と同様に、1年から3年の間の変化が長期予後・転機に重要という報告があった。
この研究では、「ベースラインから1年後までのCOPD増悪の頻度、BODE指数、SGRQスコア、および持続的な炎症の有無の変化は、8年後の死亡率と有意に関連し、関連性は、これらの変化を3年目に判断するとさらに強くなる。また、FEV1の低下や、CT肺気腫の低下も、転帰との関係を示した。これらの観察結果を総合すると、これらの変数の変化が疾患活動性の代用マーカーであることを示す証拠となる。ここで重要なことは、これらの疾患活動性の縦断的な測定値(すなわち、経時的な変化)は、疾患の重症度のマーカーとなるかどうかにかかわらず、ベースラインの値とは異なるということである」
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