2013年12月11日水曜日

オーガニック牛乳は通常のよりω6/ω3比良好 ・・・ 全般的健康への影響としてはさほどの効果無い

こういう記事だと、まるで、オーガニック製品を全面的肯定的であるかのよう・・・
マスゴミって奴は、西東を問わず・・・ロハスとか、オーガニックとか軽薄雰囲気納得馬鹿大量存在。大量のゴミ情報の原因を考察すれば、彼らの収入源として、一見まともなで表層的な情報を垂れ流す必要がある、それが理由だろう。


以下の論文引用3次情報が、世界のマスゴミさんたちを介して、全世界に誤ったメッセージが伝わらないことを願う


米国内科学会系雑誌(Ann.Int.Med.)に関する総説も合わせ参照いただきたい

Ann Int Med.誌:オーガニック食品 栄養面で優秀性認めず(vs 通常食品) 危険な面も多い 2012/09/04

Organic whole milk provides best heart-health benefits, study says
http://www.latimes.com/science/sciencenow/la-sn-organic-milk-20131210,0,908353.story#ixzz2n7beIugl

牛乳は一部健康に関わり良好な性質をもつが、食事全体として評価すべきである。食事内容全体でω3/ω6増加、この報告ではω6/ω3が用いられており、この比率の減少が望ましい。確かにオーガニック牛乳はそれに関しては合致しているが、シーフードなどには含まれるが牛乳には含まれない不飽和脂肪酸がある。牛乳は、オーガニック牛乳が望ましいのかもしれないが、全体的にみれば取るに足りない話になる・・・論文を直接みれば、そういう感想をもつ。大金持ちで、健康に金糸目をつけないなら止めはしない・・・程度のもの。






西洋社会の食事によりω6量が劇的に増加する一方、ω3は減少している。結果、栄養学的に好ましからぬ状況。

大規模米国内オーガニックミルクと牛乳の脂肪酸含量研究


Organic Production Enhances Milk Nutritional Quality by Shifting Fatty Acid Composition: A United States–Wide, 18-Month Study
Charles M. Benbrook et. al.
PLoS ONE 8(12): e82429. doi:10.1371/journal.pone.0082429

平均12ヶ月間で、オーガニック牛乳は、通常牛乳に比べ、ω−6脂肪酸 ω−3脂肪酸はそれぞれ25%未満、62%超で、ω6/ω3比で言えば2.5倍もの差あり  (5.77 vs. 2.28)


ω3-脂肪酸個別では、オーガニック牛乳で、αリノレン酸 60%、EPA 32%、DHA 19%多い、conjugated linoleic acidとしては18%濃度が濃い。

地域的・季節的変動が中等度

仮説的に成人女性をモデルとして、3つの選択肢で牛乳脂肪酸による一日のω−6/ω−3比を評価
・ high instead of moderate dairy consumption:乳製品量増やす vs 中等度
・ organic vs. conventional dairy products:オーガニック vs 通常製品
・ reduced vs. typical consumption of ω-6 fatty acids:ω−6脂肪酸減少 vs 通常

3つの選択肢ともにω−6/ω−3比減少した
対象者は、目標比率2.3への到達必要には−80%の総量減量が必要で、
効果インパクトは、以下で言えば、1)>2)≒ 3)
1)ω−6/ω−3比低値食品への転換
2)オーガニック牛乳への転換
3)通常の乳製品消費増加


乳製品やシーフードを推奨程度摂取するとして、乳製品はより多くのαリノレン酸がシーフードより多く含む。EPAは1/3、ドコサペンタエン酸はやや多い、DHAはほぼ皆無。

消費者は、健康問題発症や慢性疾患へのリスク排除・リスク減少のために平均ω−6/ω−3比減少のためには様々なオプションを持つわけ




”オーガニック”で肥満 2010年 06月 25日

オーガニック(有機)食品に栄養的優秀性みとめず 2009年 07月 30日


有機食品の検証
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html

;農水省利権化してる感は否めないし一部曖昧なところもある。国際的コーデックス委員会(FAO/WHO合同食品規格委員会)に基づくガイドラインなので基準としてはユニバーサル

有機畜産物の基準

・ 飼料は主に有機飼料を与えること ・ 野外への放牧などストレスを与えずに飼育すること 
・ 抗生物質等を病気の予防目的で使用しないこと ・ 遺伝子組換え技術を使用しないこと 
有機加工食品の生産法の基準
・ 化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用は極力 避けること
・ 原材料は、水と食塩を除いて、95%以上が有機農 産物、有機畜産物又は有機加工食品であること
・ 薬剤により汚染されないよう管理された工場で製造 を行うこと
・ 遺伝子組換え技術を使用しないこと

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