2013年1月22日火曜日

ABC研究;高齢者の聴覚異常は認知機能低下・認知障害発症と関連

聴覚障害の存在は、どの後の認知機能障害発症と直線的に関連する。


Hearing Loss and Cognitive Decline in Older Adults
Frank R. Lin, MD,  et. al.
for the Health ABC Study Group
JAMA Intern Med. 2013;():1-7. doi:10.1001/jamainternmed.2013.1868.
平均年齢77.4歳、1984名の Health ABC Study


認知機能低下無し (Modified Mini-Mental State Examination [3MS] score, ≥80) の被験者
6年間フォローアップ  
聴覚障害を最良耳で、4kHzで0.5と純音平均閾値で定義
トータルで、1162名のベースラインでの聴覚障害  (pure-tone average >25 dB)
この群の3MS・ Digit Symbol Substitution test score年次減衰率は、正常聴覚のヒトに比べ減少率41%、32%急激。

3MSでは、年次変化は −0.65 (95% CI, −0.73 to −0.56) vs −0.46 (95% CI, −0.55 to −0.36)ポイント/年(P = .004)

Digit Symbol Substitution testでは、年次スコア変化は −0.83 (95% CI, −0.94 to −0.73) vs −0.63 (95% CI, −0.75 to −0.51) ポイント/年 (P = .02)


正常聴覚に比べ、ベースラインの聴覚障害のある人は、認知機能障害のリスク増加24% (hazard ratio, 1.24; 95% CI, 1.05-1.48)

認知機能減少率、認知障害発症頻度リスクは線形的に個別の聴覚障害と相関した。




家族と食事してると、耳が遠くなってることに気付き、会話に入れなくなってると・・・自分の親。
ある日、自分で決断し、補聴器を買った。その後、家族内の会話に自然と入り込むことができてると満足しているのを見るにつけ、それまでの疎外感に気付いあげられなかった。

そういう経験を想い出した報告。

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