原因・結果関連性は不明だが、コーヒー飲料量と総死亡率・原因死亡率は逆相関
Association of Coffee Drinking with Total and Cause-Specific Mortality
Neal D. Freedman, Ph.D., Yikyung Park, Sc.D., Christian C. Abnet, Ph.D.,
Albert R. Hollenbeck, Ph.D., and Rashmi Sinha, Ph.D.
N Engl J Med 2012; 366:1891-1904May 17, 2012
1995ー2008年間フォローアップ 5,148,760人年で、男性33732名、女性18784名死亡
年齢補正モデルでは、死亡リスクは、コーヒー飲料者で増加。
しかし、コーヒー飲料者は喫煙が多い、そして、喫煙状況・他の寄与要素補正後は、有意にコーヒー飲料と死亡率に逆相関認める。
コーヒー飲料(非コーヒー飲料比較)補正ハザード比は、
男性:
1日1杯未満 0.99 (95% confidence interval [CI], 0.95 to 1.04)
1日1杯 0.94(95% CI, 0.90 to 0.99)
1日2ー3杯 0.90 (95% CI, 0.86 to 0.93)
1日4ー5杯 0.88 (95% CI, 0.84 to 0.93)
1日6杯以上 0.90 (95% CI,0.85 to 0.96)(P<0.001 for trend)
女性では、それぞれ、
1.01 (95% CI, 0.96 to 1.07)心疾患死亡、呼吸器疾患、卒中、外傷・事故、糖尿病、感染症では逆相関、しかし、がんでは相関見られず。
0.95 (95% CI, 0.90 to 1.01)
0.87 (95% CI, 0.83 to 0.92)
0.84(95% CI, 0.79 to 0.90)
0.85 (95% CI, 0.78 to 0.93) (P<0.001 for trend)
サブグループでは類似、無喫煙歴・ベースライン健康状態良好対象者で同様。
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