例えば・・・
Povidone-iodine-induced cell death in cultured human epithelial HeLa cells and rat oral mucosal tissue.
Drug Chem Toxicol. 2014 Jul;37(3):268-75. doi: 10.3109/01480545.2013.846364. Epub 2013 Nov 12. : PubMed
粘膜損傷をもたらす可能性があり、以前ほど見かけないにしろ、「かぜの予防に、ポビドンヨードうがい」というコマーシャルメッセージを時折見かけるが、そのたびに、なんだか、違和感を覚える。
上記論文の冒頭でも、“Although povidone-iodine (PVP-I) has been used as a gargle since 1956, its effectiveness and material safety have been remained controversial.”と記載されるごとく、宣伝ほど確立した話ではない・・・
○ イソジン(R)うがい薬(添付文書から)
http://www.meiji.co.jp/drug/isodine/products/gargle/pdf/gargle.pdf
1mL中 有効用ヨウ素として7mg
1回、本剤2~4mLを水約80mLにうすめて、1日数回うがいをしてください。
→ 故に、4mL×5回なら、ヨウ素として140mg相当が体内に出し入れされることになる。
○安定ヨウ素剤の配布・服用に当たって(医療関係者用)
http://www.nsr.go.jp/activity/bousai/iodine_tablet/data/youso_iryou.pdf
服用不適切者としては、ポピドンヨード液6及びルゴール液使用後並びにヨウ化カリウム丸服用後に、じんま疹、呼吸困難、血圧低下等のアレルギー反応を経験した者が該当し、慎重投与対象者としては、ヨード造影剤や甲状腺機能亢進症や機能低下症等の疾患を持つ者(受領書参照)が該当する。
服用量
3歳以上 13 歳未満については1丸(ヨウ素量 38 mg)を、13 歳以上の対象者については 2 丸(ヨウ素量 76 mg)を服用量とする。
(備考)
ヨードうがい は、故に、有効性確立しておらず、誤用によるリスクが日常的な薬剤
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