2012年1月21日土曜日

DSM-5:自閉症の多くが診断クライテリアから外れる可能性


2013年5月に出版予定で、17年ぶりの大改訂であるDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders V(DSM V)

この出版へ向けての専門委員会再評価が始まった。
その中で、自閉症のクライテリアの狭小化に対し、多くの興味がもたれている。(NYTimes )。


110名に一人が現在自閉症の診断だが、この提案提議により、かなりの数、減少することが明らかになったとのこと。自閉症やAsperger syndromeのような関連疾患の現行クライテリアの曖昧性と、それに伴う診断率の著増(100名に一人)が問題化されている。

自閉症の新しい定義に対し、重要なサービスが受けられなくなるのではないかという家族の懸念がある。

専門家たちは、「診断の変化もゴールは診断を明確化することであるが、家族からサービスを奪うことではない」と説明している。

新しいパラメータはスペクトラム内のカテゴリー定義のインスタンスのいくつかを除去すること。たとえば、Asperger syndrome。 広い意味での診断症例とすることで、より個別的にしなければならず、特定の種類で特定のアプローチを優先するというものではない。



別の報道では、Asperger Syndromeの75%、Pervasive Developmental Disorders(広汎性発達障害)の85%が新しい定義下で除隊される推定されるとのこと
(http://www2.wnct.com/news/2012/jan/20/new-proposed-autism-definition-could-include-fewer-ar-1838193/)。



DSM-5: A 09 Autism Spectrum Disorder
http://www.dsm5.org/ProposedRevisions/Pages/proposedrevision.aspx?rid=94

 



関連: 
DSM-5フィールドトライアルの遅れ 2010年 10月 06日

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