プラシーボ比較で、 coenzyme Q10では、24時間持続血圧の収縮期血圧、拡張期血圧、心拍と関連せず(0.60、 P = 0.12、P = 0.10)
しかし、昼間拡張期血圧は、coenzyme Q10で、90mm Hg、85 mm Hg以上閾値に対する治療としては有意に低下 (P = 0.007、P = 0.03)
Coenzyme Q10は、耐用性は良いが、臨床的な安全性パラメーターの変化と関連せず。
A Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Crossover Study of Coenzyme Q10 Therapy in Hypertensive Patients With the Metabolic Syndrome
American Journal of Hypertension (2012); 25 2, 261–270. doi:10.1038/ajh.2011.209
coenzyme Q10は、一部状況では、拡張期血圧改善する可能性があるが、メタアナリシスで報告されてたよりその影響は少なく。さらに、メタボリックシンドローム合併降圧剤投与でも不充分文和血圧コントロールの時の補完治療としては不適切である。
昼間の血圧を明らかに下げているのに、降圧治療として不適切・・・という部分に反論が出るかもしれない。
この研究はABPMで検討されている。そのため、昼間の降圧降下程度では、トータルとしては意義が少ないと説明されている。
降圧効果の判定に関してABPMでその有効性が要求され手いる時代なのである。
昼間の通常の診察室血圧が下がった位では・・・その意義付けの地位は低いということなのだろう。
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