2012年5月29日火曜日

子供の放課後の運動量は友人ネットワークに影響をうける

疾患と関連する生活習慣では、社会的ネットワークとの関連性が注目されている。
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肥満・糖尿病は隣人から感染する? : 高貧民地域から低貧民地域への引っ越しで糖尿病・肥満減少 2011年 10月 21日



特に、子供達は友人のまねをする傾向があり、肥満などへの影響も大きいと想定される。

放課後の運動に関しても友人の影響が大きいはず・・・ということで、やはりという結論。

The Distribution of Physical Activity in an After-school Friendship Network
Gesell, et al.
Pediatrics peds.2011-2567

就学児童終業後データの3波調査
(n = 81; 平均 [SD] 年齢, 7.96 [1.74] 歳; アフリカ系アメリカ人 40% ,白人 39%, ラテン 19%)

name generator survey手法を用いて子供毎のソーシャルネットワークを作成、accelerometerで身体活動性を評価。

ソーシャルネットワーク・行動に関する推定主体モデル化


子供たちは、身体活動性レベルベースに応じて友人関係の形成や解消することはないが、友人関係は身体活動性の子供のレベルには影響を与えた。

放課後の中等度から高度の運動時間に最も影響を与えたのは、身近な友人の運動レベル。
子供は、子供の仲間の運動レベルから10%以上の補正的影響を受ける (オッズ比 [OR] = 6.89, P < .01)

年齢 (OR = 0.92, P < .10) と肥満状態(OR = 0.66, P < .10) は有意差として境界域で、身体活動性への影響は少ない。

性別は直接活動性に影響を与えない。

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