2012年5月12日土曜日

かゆみは伝染するんです


Society for Investigative Dermatology meeting (Raleigh, N.C.)のプスタ-セッション発表

http://www.medpagetoday.com/LabNotes/LabNotes/32646

 16匹の雄アカゲザルをゲージにペアで入れて、一匹が掻いたときにもう一匹もひっかき行為をすぐに行う。60秒後がピークで、その後、減少する

2つもの実験は、様々な状況、さるが掻いてる状況、中立的画像、さるが掻いてない状況など。
ビデオ内で さるが掻いている状況を視聴しているときに掻く行為がもっとも多く、中立的シーン後が次ぐ。掻く行為がないさるを観たときに、掻く行為はもっとも少なかった(P=0.04)。

非ヒト霊長類において、かゆみには、社会的伝播が存在し、神経生理的メカニズムが関与。

かゆみの治療に対して中枢神経系からのリレーに基づく行動的反応が考えられ、治療に新たな一手が考慮されるかもしれない。



参照:

犬のあくび:ヒトからうつる :empathy(共感)の能力  2008年 08月 06日
あくび:脳冷却説  2011年 11月 19日
 
 
肥満は大規模社会ネットワークを通じて“感染”し広がる  2007年 07月 26日
肥満・糖尿病は隣人から感染する? : 高貧民地域から低貧民地域への引っ越しで糖尿病・肥満減少 2011年 10月 21日 
 
 

喫煙習慣・禁煙状態は社会的ネットワークで広がる:配偶者>友人>同僚>兄弟>・・・・>隣人 2008年 05月 22日

0 件のコメント:

コメントを投稿

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...