2012年5月22日火曜日

STEMI症例でのカテーテルラボ立ち上げの空振り ・・・ 1/3

カテーテル・ラボを迅速にactivationすることがSTEMIのアウトカム改善に寄与するが、数多くの偽陽性的activationをもたらすこととなる。

カテーテルラボ立ち上げの空振り(false-positive activation)は定義として、“ any patient taken to the catheterization laboratory who lacked a thrombotic total or subtotal coronary artery occlusion and had Thrombosis in Myocardial Infarction (TIMI) grade III flow in all vessels”、具体的には、偽陽性STEMI activationとして、“血管造影上責任病変認めない、もしくは、臨床的、心電図、バイオマーカーデータ評価による病変を認めないもの”


STEMIを考えPCIをお粉あれた患者の解析

ONLINE FIRST
Prevalence and Factors Associated With False-Positive ST-Segment Elevation Myocardial Infarction Diagnoses at Primary Percutaneous Coronary Intervention–Capable CentersA Report From the Activate-SF Registry
James M. McCabe, et. al.
Arch Intern Med. 2012;():1-8.


411STEMI activationのうち、146(36%)が偽陽性activation

構造的な心疾患・心不全が偽陽性activationのもっとも多い診断

心電図上の左室肥大(補正オッズ比[AOR, 1.93; 95%CI-3.59; P=0.04)、不法薬物使用既往(AR 2.67; 95%CI, 1.13-6.26;p=.02)は独立して、STEMI activationの偽陽性オッズ増加と関連。
BMI増加は偽陽性activation現症と関連(AOR, 0.91; 95% CI, 0.86-0.97; P = .004)し、狭心症症状も同様(AOR, 0.28; 95% CI, 0.14-0.57; P < .001)。

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