2012年5月22日火曜日

プロカルシトニンガイド抗生剤投与の有効性・安全性


プロカルシトニンガイド治療により、下気道感染患者への有効性を維持しつつ、安全に抗生剤使用を減らすことができる・・・という報告。



Effectiveness and Safety of Procalcitonin-Guided Antibiotic Therapy in Lower Respiratory Tract Infections in “Real Life”: An International, Multicenter Poststudy Survey (ProREAL)
Werner C. Albrich, et.al.
the ProREAL Study Team
Arch Intern Med. 2012;172(9):715-722

14のスイス、フランス、USのセンターの観察サーベイランス研究で、1759名の成人下気道感染(LTRI)、EDあるいは外来患者       対象

メインアウトカムは30日内の抗生剤送気管、PCTアルゴリズムアドヒアランス、退院時副事象的医学的アウトカム

LRTI最終診断 86.4%、市中肺炎(CAP) 53.7%、COPD急性増悪 17.1%、気管支炎 14.4%


研究プロトコールコンプライアンス率68.2%
診断によりばらつきあり、気管支炎 81.0%、COPD 70.1%、CAP 63.7%

コンプライアンス:研究アルゴリズム使用施設 入院 86.1% vs 外来 65.9%
それに対し、未経験施設60.1%

コンプライアンス:スイス 75.8%、 フランス 73.5%、US 33.5%

多因子解析にて、PCTアルゴリズム準拠の場合5.9日間、準拠せず7.4日間

入院時抗生剤中止ガイダンスアルゴリズム準拠、早期中止でも副事象イベント増加と関連せず



COPD・喘息で、肺炎を鑑別する場合CRPが有効で、4.8mg/dL程度を目安に? 2011年 07月 04日

小児感染症の診断/除外検査:CRP,プロカルシトニン、検尿の組み合わせが一番 2011年 06月 10日

プロカルシトニンをガイドにした気道感染治療により抗生剤処方減少に成功 2008年 10月 15日

血中プロカルシトニン/胸水プロカルシトニンによる予後推定のの可能性 2009年 03月 27日

0 件のコメント:

コメントを投稿

アルツハイマー病を克服するヒントは「脳の自己再生力」にあった?

  この研究は、 ヒト成人の海馬 における 未成熟ニューロン の存在とその役割を最新の解析技術で解明したものです。科学者たちは、健康な高齢者、アルツハイマー病患者、および病理がありながら認知機能を維持している**「レジリエンス」**群の脳を比較しました。その結果、成人脳の未成熟ニ...