2012年7月12日木曜日

遺伝性アルツハイマー病の臨床的・バイオマーカー変化の推移

Clinical and Biomarker Changes in Dominantly Inherited Alzheimer's Disease
Randall J. Bateman, et. al.
the Dominantly Inherited Alzheimer Network          
July 11, 2012 (10.1056/NEJMoa1202753)

前向き長軸研究、128名検討
ベースラインの臨床・認知機能評価、脳画像検査、CSF、血液検査


CSF中アミロイドβ(Aβ)42は発症前25年前で減衰あり

Pitsburgh compound B使用PET測定によるAβ沈着では15年前に検知

CSF中のτ蛋白脳蔵そうか、脳の萎縮増加は、発症15年前に検知

脳低代謝とエピソード的記憶障害は発症15年前に観察

全般的認知機能障害(MMSE・Clinical Dementia Rating scale)は症状出現5年前で検知
認知症診断クライテリアは発症後平均3年で合致。


常染色体優性アルツハイマー病は、CSF生化学的マーカー、脳アミロイド沈着、脳代謝、進行性認知機能障害といった病態生理学的一連変化と関連する

これらの結果は、長軸的データで確認必要

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